ステンレス表札の特徴

ステンレス・アルミ表札シリーズ

ステンレス表札の特徴は、建物や外観を取り巻く空間を、高級感がある雰囲気にも、クールで男前な感じにも、自分好みに演出してくれる、とても合わせやすい万能表札です。
また、錆びに強く、強度も非常に優れていることです。
但し、錆びてしまうと、名前が在る分、綺麗に錆を取ることが出来ないという難点がございます

ステンレス表札の表面

ステンレスとは「ステンレス鋼」と言い、「ステインはstain、汚れ・錆びる」・「レスはless、~しない」という意味で、合わせた「stainlessとは錆びない」と名付けられた鋼板で、この鋼板に名前を記載し、表札に仕立てたものになります。

当店のステンレス表札は、名前型に下地を荒らし、プライマーを塗布した上で、色入れとなっております
名前の部分は凹みが無く、どちらかというと、シルクスクリーンのように塗装分が盛り上がった仕上がりになりますので、ご了承くださいませ
また、厳密には、錆びにくいですが、錆びないわけではございませんので、ご注意ください。

表札の立体構造

ステンレスとは、鉄にクロムやニッケルを加えた合金のことを言い、鉄にクロムを加えていくと錆び難くなっていきます。
錆びにくい理由としては、クロムが酸素と結合することで、表面に薄い酸化皮膜ができ、それがあらゆる媒体を遮断する保護膜(サビを防ぐ)となるからです。

先に書いた通り、ステンレスは錆びに強いですが、錆びないという訳ではありません。
傷や汚れなどから錆びてしまう場合がありますので、定期的なお手入れをしていただくと、長く美しさを保つ事が出来ます。

また環境によっては、錆が出やすかったりもします。
海沿いや工業地帯、車の行き来が多いい地域にお住まいの方は、塩分や汚れがつきやすく「もらい錆び」が発生しやすいのでご注意ください。

「もらい錆び」とは、ステンレスそのものが錆びるのではなく、鉄酸化物が付着する場合と、鉄粉が付着してその後錆びて発見されるケースなどの事を言います。

もともとステンレスは、とても錆びに強い金属なので、日ごろから埃などを、やわらかい布で乾拭きしていただくと良いと思います。
また汚れがひどい部分などは、表面や塗装面をキズ付けないよう注意しながら、汚れを水拭きや水洗いした後、乾いたやわらかい布を使って乾拭きして下さい。
ステンレス表札には、ヘアラインといわれる細かいラインが入ったものもありますので、その場合はラインの目に沿って拭いて下さい。

ステンレスの表記に「2B・#400・鏡面仕上げ・ヘアライン」の種類がありますが、これは表面の仕上げを表しております
表札に使われるのは、ほとんどがヘアライン(細かい筋が入ったもの)です
また、SUS304という表記も出てきますが、これはステンレスの成分による分類になります。
SUS304が一般的な汎用ステンレスで、当社の表札で使用しているものは、このSUS304になります

ステンレス製の表札は洗練された美しさと、表面の研磨で様々な表情を見せてくれる魅力を持ち合わせています。
そして長い年月美しさを楽しむ事が出来る素敵な表札です。